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このページでは、病気に関するお役立ち情報を随時掲載していきます。
 

高血圧に注意!!

高血圧に注意!!
血圧計

日本人の3人に1人は高血圧!!

血圧とは、心臓から送り出された血液が血管に与える圧力のことをいいます。 血圧には心臓が縮んで血管に圧力がかかる時の収縮期血圧(最高血圧)、心臓が拡張して圧力が低くなる時の拡張期血圧(最低血圧)の2種類があります。どちらかでも基準値を超えると「高血圧」と診断されます。

血圧は常に一定ではありません。1日の中でも時間帯によって様々に変化します。 さらに運動やストレス、気温などによって血圧は上がりやすくなります。 高血圧の方は日常生活においても、血圧の変動に気を配る必要があります。 特に起床前後は血圧が急上昇するため、脳卒中や心筋梗塞が発生しやすくなるので要注意です。

高血圧のタイプは2種類あります。

  • 本態性高血圧
    高血圧のなりやすい遺伝的な要因に、悪い生活習慣などの環境要因が加わって血圧が高くなる。
  • 二次性高血圧
    腎臓病や内分泌系の病気、薬剤などの影響で起こる高血圧。原因となっている病気が治れば血圧も下がる。
このうち、日本人の多くが「本態性高血圧」です。 生まれつき高血圧になりやすい人が、肥満、アルコール、運動不足などの悪い生活習慣を続けることによって心臓や血管に負担をかけ、高血圧になってしまうタイプです。高血圧を防ぐには、まず、日常の生活習慣の見直しが大切です。

ナトリウムを多く摂ると血液量が増え、血圧は上昇します。 また、ナトリウムは血管の収縮性を高め血管の抵抗を大きくし、血圧を上昇させます。高血圧と診断された方は、1日の検分相当量は6g未満に制限するように努めましょう。 アルコールは医師の許可がある場合に限り1日に日本酒なら1合弱、ビールなら中瓶1本、焼酎なら半合が適量です。


熱中症イメージ

高血圧の本当の恐ろしさは「合併症」

合併症とは、その病気が源になって起こる別の病気や症状のことをいいます。 高血圧は、初期には表立って症状が現れないので合併症になりやすい病気です。 まず血圧が高くなると、血管に強い圧力がかかり、血管の壁が厚く硬くなる動脈硬化になります。 そして動脈硬化によって狭くもろくなった血管にさらに圧力がかかると、脳や心臓、腎臓の血流が滞って詰まったり、血管が破れて出血したりします。 自覚症状がないからといって放っておけば、脳出血や心筋梗塞など、生命にかかわる様々な合併症を引き起こします。

普段から自分の血圧を知っておくことは、血圧のコントロールや、医師の診断において大変役に立ちます。 家庭で簡単に計測できる血圧計を利用して習慣づけるようにしましょう。

日本高血圧学会では、収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上を高血圧とし、「軽症」「中等度」「重症」の3段階に分けています。また高血圧はほかの病気を合併することから、さらにそれぞれの段階と血圧以外の危険因子の有無によりリスク分けもされています。家庭での測定はもちろん、職場や市町村の健康診断を定期的に受け、予防の意識を普段から持つようにしましょう。

成人における血圧値の分類

分 類 収縮期血圧(mmHg)     拡張期血圧(mmHg)
至適血圧     <120     かつ      < 80
正常血圧     <130     かつ      < 85
正常高値血圧   130〜139    または    85〜 89
軽症高血圧   140〜159    または    90〜 99
中等度高血圧   160〜179    または   100〜109
重症高血圧     ≧180    または     ≧110 
収縮期高血圧     ≧140     かつ      < 90


スポーツイメージ

高血圧と深い関係がある肥満にご注意!

高血圧を発症させやすくなるのが肥満です。肥満はどこに脂肪が多くついているかによって2つのタイプに分けられます。 特にお腹とその周辺に脂肪がついていて、多くは生活習慣病になりやすい「内臓脂肪型肥満」と、下腹やもも、お尻に脂肪がつきやすく、特に女性に多い「皮下脂肪型肥満」です。要注意なのは「内臓脂肪型肥満」の方です。 内臓に過剰な脂肪がついていると血圧のコントロールが難しく、高血圧だけではなく、糖尿病、高脂血症など他の生活習慣病も合併させてしまう恐れがあります。内蔵型肥満の方は高血圧、糖尿病、高脂血症のひとつひとつの症状が軽度であってもあわせ持つと、動脈硬化の進行が加速されるといわれています。これがいわゆる「メタボリックシンドローム」です。
肥満を避けることこそ健康づくりの第一歩です。