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胃についてもっと知ろう!

9月に入りまだまだ暑い日が続いていますが、夜には虫の声が聞こえ、秋の気配を感じる季節になりました。
暑い夏、冷たいものを飲みすぎて胃の調子が悪くなった…という方もいると思いますが、これからおいしいものがいっぱいの『食欲の秋』を迎えます。 今のうちに胃の調子を整えて、本格的な秋を迎えましょう。
胃の働き
胃は食道と十二指腸の間にある臓器で、中身が空っぽのときは縮んでいます。
しかし、ひとたび食道から食べ物が送られてくるとその刺激に反応し、胃壁がゆるんで中身が広がります。
その容量は、大人で1.5L〜2Lとも言われています。
胃の仕事は、食べ物の消化と殺菌です。
食道から運ばれてきた食べ物は、胃の蠕動(ぜんどう)運動によりくだかれ、胃酸と混ざり合い粥状になるまで消化され、次の十二指腸へ送り出されます。
加えて、胃酸は強い酸性なので、食べ物と一緒に入ってきたウイルスや細菌の増殖を抑えたり殺菌する効果もあります。
そんな強酸にもかかわらず、なぜ胃自体はダメージを受けないのでしょうか?
それは、自らの胃壁が溶けないよう粘液を分泌して、胃の表面の粘膜を守っているからです。
健康な胃は、胃酸の分泌と粘液の分泌のバランスがとれているのですが、様々な要因でこのバランスが崩れると胃酸によって胃壁が損傷を受け、胃の不快な症状が現れることになります。
胃の症状とくすりの選び方
胃の不快な症状は、胃もたれ・膨満感・胃痛・胸やけ・食欲不振・吐き気などさまざまです。
☆胃がもたれる・胃が重い・膨満感がある
- 食後、これらの症状がある場合は、食べ物を消化する際に胃に負担がかかってる状態なので、食べたものの消化を助けてあげる必要があります。
⇒ 消化剤が入った薬を選ぶとよいでしょう。
- 通常、胃の中の食べ物は2〜3時間で消化されるので、食後3〜4時間経ってもこれらの症状が起こるということは、胃の中の消化が進んでいないということです。
加齢や体調によって胃の働きが低下しているために起こります。
⇒ 胃粘膜を守る粘液の分泌を促す成分や、胃の動きを高める健胃消化剤が入った薬を選ぶとよいでしょう。
☆食欲不振
- ストレスや体調などにより胃が弱り、胃の運動が低下している状態です。
消化のよいものを摂りましょう。
⇒ 胃粘膜を守る粘液の分泌を促す成分や、胃の動きを高める健胃消化剤が入った薬を選ぶとよいでしょう。
☆胃が痛い・胸やけがする
- アルコールや刺激性食品が胃粘膜を荒らしたり、ストレスで胃酸の分泌が過剰になり、胃酸が胃粘膜を荒らしている状態です。
⇒胃酸を中和する制酸剤、胃粘膜を保護したり荒れた胃粘膜を修復する成分が入った薬を選ぶとよいでしょう。
胃とストレス
胃はデリケートな性質で、ストレスの影響を一番受けやすい臓器です。
過度のストレスを受けると、刺激となったストレスが自律神経とホルモン分泌の2つの方面から、胃に不快な症状を引き起こします。
急激なストレスによる症状は、急激な痛み・吐き気・胃けいれんなどで、ストレスを受けてすぐ症状が発生し、ストレスがなくなれば数時間から数日で症状が治まります。
慢性的なストレスによる症状は、胃がヒリヒリと痛む・やける・もたれる・張るなどで、数日から数ヶ月と長く続き、なかなか治りません。
また、近年、逆流性食道炎という言葉を目にするようになりましたが、これは過剰に分泌された胃酸が食道に逆流することで起こるものです。
症状は、胸やけ・苦い水が上がる・のどの違和感(イガイガ、のどのつかえ)・げっぷ・お腹の張りなどで、これらの症状が頻繁に続く場合は逆流性食道炎が疑われます。 早めに受診しましょう。
『極度な心配性の人』『些細なことに不安になる人』『完全主義の人』『几帳面な人』『頑張りすぎる人』などはストレスの影響を受けやすく症状が出やすい傾向にあります。
ストレス発散になる趣味を持つ、早めにストレスに気づく、ストレスをためない考え方をするなど自分を少し変えてみることも大事です。
生活面では、『休息・睡眠をたっぷりとる』『バランスのとれた食事をする』『適度な運動をする』ということに注意し、心身ともにゆとりある生活を送るよう心がけましょう。
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